鬱病にかかっていると不安感は付いてまわる。
休職中だともう焦燥感は半端なく、常に何か私に出来ることはないのか、と考えてしまって夜も眠れない日々が続きます。
何かせねば!何かしないとダメだ!何か探せ!小さなことで良い、なんかあるだろ!
しかし、なにもなかった!▽
終わりの見えない鬱病の療養期間、不安感を減らすには
鬱病で悩んでる人の一番の悩みのタネと言えばお医者様に「全治xxヶ月です。」とはっきりきっぱり宣言されないところ。
宣言されたところで心も未来も見透かされてる様で怖いのですが。しかし、終わりが見えないものほど恐ろしいものはありません。
特に仕事を休職した、仕事は続けてるけど最近ちょっと社会的立場が危うくなってきた、など収入が一時的になくなった状態だと心配でなりません。
鬱病からくる不安定な心を落ち着けるには
まず第一に焦らない事。早く仕事に復帰したい、お金がないから稼ぎたい、同僚に申し訳がない、と考えれば考えるほど焦燥感は募り不安に思う気持ちは膨れ上がります。
焦るなと言われてもどうしようもないのが鬱病、それはわかっています。
私は同僚に悪いなと思い、残っていた仕事を終わらせてしまおうと皆に見つからない様にこっそり仕事してたら、結局見つかって帰りなさいと言われ強制退場になりました。
周りに心配も迷惑もかけるし、お金も減る一方。焦んないとやってけないんだよと言いたい。
しかし、そこをどうにかして心を落ち着けて、おねがい。
仕事をすることが解決策になることも
はぁ?とか思われそうですが、仕事ができないから焦るということは、言い換えれば仕事がしたいという事。
じゃぁ仕事すればいいじゃない。
だって鬱病ってセロトニンがどうのでやる気が減少するものなんですよ、やりたいって思うものをやれば良いのかなと思います。
しかし、仕事と言っても今までやってきた仕事ではありません。これからに向けて自分のためにできる仕事です。お金を稼げと言っているのではない。
例えば、今までやってきた仕事でこういう事が出来ればもっと効率良くタスクこなせるのになって思ってたら、今がその新しいスキルを磨く時なんですよ、まさに今。
復職先もしくは新しい職場で役になる知識、スキルを身につけるのも仕事と言えます。
仕事が忙しいと自己投資ができる時間がなかなか取れないしちょうど良い機会だと思えばいいのです。
特にスキルアップしたいとは思わないんだけどという人は、今までやってきた仕事とは全く別のジャンルの職種の勉強を一からやってみるのもフレッシュな気分になれて良いのかもしれません。
同僚に悪いと思う気持ちが晴れない?
それはもう本当に申し訳ないという自分の気持ちを同僚に正しく真摯に伝えるしかありません。
仕事を手伝おうとしても同僚から見たら傍迷惑でしかないでしょう。口だけ謝るだけなのも嫌だと思います。
しかし休職や辞職してしまった人はもうどうしようもありません、自分のポジションを次のステップに移行するべきです。
収入はあった方が良い
生活資金がないとそりゃ焦るだろう?
どうしましょうね。体調に合わせたバイトを探すしかないのでしょうか・・・
自己投資しても今現在の生活が成り立たないと困りものですからね、本当。
私の場合は、数年分は生きていける蓄えがあったので金銭面ではあまり困りませんでした。貯金は大事ですね。
そして仕事先もフルタイムではなくアルバイト(週2,3日のシフト)として雇い直してもらったのも幸運だったのかな。
うつ患者の人がもし金銭面で困っているのであれば、自分の体調と相談して出来そうなアルバイトを探すことをおすすめします。
あの、鬱病なんですけど雇ってもらえますか?
鬱病の療養期間は人それぞれですが、すぐに治らない病気なのは確実。将来のことを思うと不安感が募るばかりです。
だがしかし、だからこそ焦らないことが重要。
自分が今できること、できないことを見極めてうつ患者なりのがんばりどころを探してみましょう。